pubDate: 2024-03-04

author: sakakibara

ビジュアルモード

ビジュアルモードはそれ単体では意味をなさない。 ただ範囲を選択するだけだからだ。具体的な操作は選択した範囲に対してノーマルモードのコマンドを組み合わせて実行する。
ここでもノーマルモードの地力が問われる。

初学者がビジュアルモードでまず、気をつけるべきはコマンドの順番だ。

例えば、dawは削除指定してから操作対象のテキストを選択する。 これに対してビジュアルモードは操作対象のテキストを選択してからコマンドを実行する。 (むしろ初学者はビジュアルモードの方が直感的かもしれない)

ビジュアルモードに入るには4つの入口がある。

また、ビジュアルモードでは、oを押すことで選択範囲の端から端へカーソルを移動することができる。

文字単位の選択の欠点

ただ、ビジュアルモードは選択した範囲に対して操作を行うため、繰り返しの操作をする場合には範囲が足りなくて困ることがある。

このようなことが起きるため、なるべくノーマルモードのコマンドを使うべきだ。

矩形選択

矩形選択により選択した場合、選択範囲の角行に対してそれぞれの操作を行うことができる。