デザインパターン

デザインパターンの本質は、それによって解決される問題にあると思う。

昔、デザインパターンを勉強したことがある。当時はパターンを丸暗記していたが、実際にそれを使ってみようとすると以外とうまく適用できない。どうしても不格好になってしまう。
今では使用が推奨されていないパターンもあり、なんだかやる意味が見いだせていなかったのかもしれない。

しかし、最近になって考え方が変わった。デザインパターンはそれによって解決したい問題と同時に考えるべきだ。

まず、解決したい問題があり、それに対してデザインパターンを適用する。もしくは、デザインパターンを尺のように適用して、問題の本質を探る。

とにかく、問題を中心に据えて、問題に対してデザインパターンを適用するべきだという考えだ。問題点についてよく考えればデザインパターンは自然と導き出される。問題点とデザインパターンを同一視するという考えからすると、デザインパターンというカタログは問題点のカタログなのかもしれない。